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身体的コンプレックスというのは、実際、恋愛というものに大きくブレーキをかけていました。学校内ですれ違ったとしても、そういう対象にはなれませんでした。しかし「上の電車に乗って」から始まった超常現象的なことは、コンプレックスを吹き飛ばしていました。だって僕の意志を超えているのですから。