映画「生まれ変わりの村」・・時刻を使うということは単なる超能力でもなさそう

 
 お金が出る超能力の話の続きです。
 11時ころ行ったら彼は呪文を唱え、ちょっと間をおいて言いました。
「きょうは、ひつじの刻に出るって」
 ひつじの刻は午後一時です。
 それまでお昼を食べることになりました。
 場所は四川省の田舎です。
 行くだけで二日もかかりました。
 小さな村で、警察は所長さんひとりしかいません。
 その警察署長がこの村だけに通用する法律を作りました。
「鍋料理屋は一軒しか作ってはならない」
 所長はすでに鍋料理屋をやっていたので誰も作れません(爆)
 僕たちは繁盛している料理屋で四川鍋を食べました。
 そのあと家に戻ってもまだ時間がありました。
 けれど彼は方言が強くてトラさんの標準語はよく通じません。
 でも私の中国語がよく通じました(笑)
 彼は言いました。
「日本から来たのか?」
「はい」
「甥っ子が日本に留学しているんだ」
「えっ、日本のどこに?」
「新宿とか言っていた」
「うちの近くです」
「そうかそうか」
 と言って彼は写真を出してきました。
「この子だ、知っているか?」
「知らないですよ、この村みたく小さくないですから」
「はははは」
 僕の中国語は四川なまりのようです(爆)
 ひつじの刻にいよいよ始まったのですが、時刻を使うということは単なる超能力でもなさそうです。
 洗面器とお金です。
 石も見えます(笑)


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疑問文禁止 : 投稿者 もりけん : 2015/02/19 7:28:48 | コメント